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一級建築士事務所


人間って自然の一部なんだ。

だから、自然のもので出来た素材に囲まれて暮らすことは、心地よく感じるんです。
自然素材というのは、珪藻土・漆喰・無垢フローリング・無垢の羽目板(無垢とは一枚でできた板の事)石、レンガ、タイルなどの天然の素材でできた建材のことです。
昔は、みんな自然素材の家でした。それが、塩化ビニールや合成樹脂で貼り付けた合板などの化学物質ばっかりできた家になってしまいました。
どうして?
はっきり言って建築を作る側の都合です。
狂いが少ないので、一定の品質を確保しやすい。施工が簡単で特殊な技能が必要ない。原材料が調達し易くて、出荷が安定する。・・・などの理由でしょう。
しかし、クロルピリホスやホルムアルデヒドなどの化学物質によるシックハウス症候群というアレルギーを引きおこす人がたくさん出てきました。花粉症もアレルギー疾患ですが、去年はなんともなかったのに、今年になって突然起こることもあります。
住宅の機密性が高まることにより、汚染された空気の中で暮らすことになり、特に家に居る時間が長い奥様や子供に被害が出るケースが多いようです。
建築基準法では、2003年にシックハウス対策に係る規制を盛り込みました。
有害物質を出さない建材を使用することと、汚染空気が室内にこもらない様に換気設備を取り付けること・・・
合理主義にしたがって出された建築資材は、問題が起こったので法の網をかけられて、やりなおす。でも、法で規制されてない物質が出ていても、良くないだろうなと思いつつもいまだに使っている・・・建築業界って消費者のことをホントに考えてるのかなぁを思います。
余談ですが、北平は職人時代から「普請は天地宇宙の神に通じる行為」だと思って、仕事をしてきました。だから、新築はもちろん小さな改造工事でも敷地と家の四方を塩で清めてから、仕事をします。古い考え方ですかね。(^^;)
仕事は、自然の法則にしたがって仕事をする事が大切だと思うんです。
柱や無垢の板を貼る場合でも、樹が生きていた通り株の方を地に、末の方を天に使う。ちゃんとした職人なら当然の事です。そうした事を考えて仕事をした家に暮らす人は、必ず幸せになると信じています。
ところが、今の建材はどっちが天やら地やらわからんものが多いです。
健康を害するような物質を発散する建材を使うのは、北平の考える自然の法則に反する気がします。
●自然素材の特徴
・自然素材の無垢のフローリングや珪藻土というは、その素材自体が呼吸をして湿気の調節をします。珪藻土は有害物質やタバコの煙の吸着をするといわれています。
・高級感やおしゃれな空間となる。
・劣化しにくく、時間がたつとともに味わいが出てくる。
でも、欠点もあります。
・素材が生きているので暴れます。「反り、伸縮」などにより、隙間ができたり、床なりが起こったりしやすい。
・自然のものなので柄が揃わないことがある。
・普通の合板のフローリングより高価になる。品物にもよりますが、1.5倍か〜2倍くらい。参考価格 6畳の洋間で12万円ぐらいから (工事費込み)
だから、新しく作ったからといってほんの小さな傷も許せないというような方には、あまりお勧めしません。家は住んで入れば、傷は付くもの、それも思い出のひとつです。それよりも、天然の素材の持つ感覚を楽しんで暮らしてゆきたいという方にぴったりです。
それぞれの自然素材をご紹介します。
・無垢フローリング 輸入無垢フローリング 国産無垢フローリング
・珪藻土,漆喰
・石材 ・レンガ、タイル
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